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フランス語学習② – 単語帳

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語学学習に関して、いまの時代に生まれていたら、さそがし語学堪能になっていただろうなと思うことがあるのですが、その理由は単語検索のスピードが格段に上がったことと、直接原文に触れることが簡単になったことです。昔はこの2つが本当に大変だった…。

ま ず単語検索ですが、辞書を片手に単語を探したものです。10単語程度ならいいのですが、いきなりアメリカに行って、アメリカの高校に放り込まれると、その 単語数では追いつかず、辞書を引くにも時間がかかります。一つの単語に三分かかるとして20単語で60分。いはではそれが一瞬でできます。ブラウザーに辞 書機能をいれてもいいし、電子辞書でも検索は早いです。そうすると、その浮いた時間で他の単語を暗記できるので、若かりし頃にこの環境だったら、どれだけ 暗記できたんだろうと、うらやましく思います。

また、昔は原文に触れることが難しかったのですが、いはではインターネットさえあれば、原文の記事を読んだり、生の英語やフランス語に触れることができます。

逆に言うと若い世代の人にとって語学ができる、ということは当たり前の時代になりつつあるということでもあるので、ある意味マスターできないと、厳しいという時代でもありますね。

語学学習で文法等ある程度分かってきて、辞書を引かずにさらさら読めるようになったら、次にやることはボキャブラリーを増やすことです。こればっかりは暗記するしかない。しかし、この面倒な暗記さえも、優秀なツールがあります。

お勧め暗記用ツールこちらの2つ
i暗記(iphoneアプリ)
Evernote Peek(ipadアプリ)

i 暗記のほうは「東京大学准教授池谷氏監修の」という下りだけで、すぐに購入してしまいました。ワードなどのテキストに覚えたい単とその意味を書きます。あ とはサイトに作ったテキストファイルをアップロード。iphoneで単語帳の用に使います。覚えられない単語は何度もでてくるよう設定します。監修した池 谷裕二氏は、脳のなかで記憶を司るといわれている海馬研究の第一人者ですが、自分の記憶力に自身がない方はこちらの本をおすすめします。どうやって記憶が 脳に定着するのか説明してある本です。中学生向けに書かれたのか(中学生コーナーに置いてありました…)、薄くて簡単な言葉で書かれていて、40分ぐらい で読める本です。

「だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法」池谷裕二

話 しを戻して、i暗記ですが、自分で問題を作るのも簡単で、また直接、画面に文字が書ける機能も秀逸。Evernote Peekも気に入って使っていたのですが、「パリの町中でipadを持ち歩くのは止めてくれ」と家人に注意され、「たしかにipad盗まれるのもいやだ なぁ」となるべく外では出さないようにしています。ただ、そうすると空き時間に単語を覚えるということができません。トホホ。こちらもインプットが簡単で 使い易いアプリです。

フランス語学習① – 教材

  Français
フランスに住んで二年半。やはり三十路を過ぎてからの語学の習得は厳しいけれど、まったくわからなかった初めの頃を思えば、日常生活に困らない 程には上達しました。現地での語学習得という意味では、柔軟性の高い、若い頭のほうが語学習得に適してはいるけど、大人になってからでも時間さえかけれ ば、誰でも習得できるの が語学の素敵なところ。最近は便利な語学習得アプリやサイトがたくさんあるので、現在利用しているもの、昔役に立ったものをシリーズで紹介していきます。

 

フランス語教材
Linguaphone

 

語学の初心者に一番勧めたいのは会話式の教材を一つだけ選んで、それを丸暗記するぐらい、くり返し読むことです。

 

私 の父は海外に一度も行ったことがなかったけれど、祖父の猛特訓のおかけで、英語はペラペラでした。祖父は戦後すぐにアメリカへ留学し、帰国後は英語の教師 をしていた人。父は日曜日になると、必ず祖父の側で英語の教科書を最初のページから音読し、間違うとまた初めのページから読み直すことを日課にしていたよ うです。

 

私がフランスに来て最初にやったのはこの音読です。たまたま手元にLingaphoneという、自己学習 を特徴としている語学習得の教材があり、その音源 をそれこそ四六時中聞き、シャドーイング(影のように音声を聞いた側から真似て発音)をする、というのを繰り返し練習しました。1時間30から2時間ぐら いのCDが全部で8枚あり、これを暗記するぐらい繰り返し練習していたら、一年後に、「こんなに早くフランス語が話せるようになった人みたことない」と友 人に驚かれるくらいには上達しました。

 

シャドーイングをする場合に教材を選ぶコツは、音声に内容理解の問題など が入ってないもの、会話が物語として全編繋がっているもの、なるべく文章量が多いもの、です。初心者の目的は語学の基礎を丸暗記する為に何度も聞くことこ となので、内容理解の問題などは不要です。とにかくある程度の量をインプットすることが必要なので、薄っぺ らいものはお薦めしません。物語が繋がっているものというのは、登場人物に親近感を感じてくるので、聞いていてそのほうが面白いからです。また、何冊も買 い込むよりも、一冊を自分が一人芝居で演じられるくらい丸暗記することをお勧めします。演劇をしている友人は、台詞を覚えるのにはとにかく毎日 台詞を見ること、といってました。あるとき、すっと頭に入るようです。

 

それでは、Bonne chance !

 

Six Sushi

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Post card 2011

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雪の緊張感が作品全体を覆っている「誠実な詐欺師」

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携帯を家に忘れて、電車の中で読むつもりで買った本。
ムーミンの作家トーベ・ヤンソンが書いた「誠実な詐欺師」冨原眞弓訳。

背幅が1cmにもみたない薄い本なのに777円。やや高い印象。

聡明だけど無愛想なため人から嫌われてしまう黄色い目をしたカトリと
純朴なために頭が悪いと思われているカトリの弟マッツ、純真でお金持ちなため
街の人や出版社から騙されているイラストレーターのアンナの3人の物語。

弟 マッツにボートを買うために、カトリはアンナの家に乗り込み、不利な契約をしているアンナの書類を全部見直し、印税のパーセントをあげたり、いい条件で契 約できるよう策略し、少しずつお金を貯めていく。しかし、その公平さや賢さかから街の人やかつての主人に嫌われ、子供たちに「魔女」と呼ばれ、アンナにも 煙たかがれるカトリ。

そんなカトリが今の時代に生まれていたら、裁判官か弁護士 か、有能なファンドマネージャーにでもなっていただろう。聡明で恐ろしく公平で、間違ったことを言わないように慎重に言葉を選び、目的を遂行するまではど んな失敗も起こさないよう、細心の注意を払う。たった数名の登場人物しかいないのだが人間の基本的なパターンが凝縮されているように思える。

結局、世の中には感情的なアンナタイプか論理的で慎重なカトリタイプが純朴で素直なマッツか、小さい事ばかり気にして他人のうわさ話をしている街の住民タイプに分けられるか、またそのすべてのタイプのバランスでなりたっているように思える。

ドラマティックな展開が有る訳ではないけれど、黄色い目をした慎重で聡明なカトリのように、最初から最後まで雪の緊張感が全体を貫かれている作品。

個人的には姉、弟のことを考えた。
カトリはまるで姉のよう。私はカトリのように弟のことを思いやってあげれたのだろうか?

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